June 2010 Archives

旅行から戻ってきて、次に向かった先は
Sunshine Coastの内陸にあるEumundiという場所にある2年前くらいに
出来た15人が暮らしている小規模の新しいエココミュニティーのBellbunya Community。
昔、地元農民の人達の為の寄宿舎、教会があった場所でそこを
買取り、村作りをしているらしい。

なので、大きなキッチンがあったり、家があったり、寄宿舎があったり、
大きい家をオフィス兼共同キッチン、共同リビングみたいに使っていました。

流石にまだ新しい場所だけあって、仕事は常に色々とあります。
広大な土地の草刈、整備されていない部屋の内装整備、
迷惑植物を根こそぎ抜きまくるなど。

内装作業も、ペンキ剥がしとか、環境に配慮して薬品を使わずに
お酢とお湯で頑張ってふやかしてから頑張って擦るという作業を黙々と6時間。
結構な修行な感じです。

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寄宿舎に新しくソーラーパネルを取り付けるのに、
地元の環境系ビジネスの専門学校の実習も兼ねて学生に施工してもらったりと
色々地元との繋がりだったりも大切にしている風に感じました。

学生さんがやった後にまた屋根に登り、色々とチェックをしたり。

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畑はまだ小さいのが一つで食事はまだまだ自給自足出来る感じでは
ないけれど、今はデザイン中で少しずつ増やしていくそうだ。
それでよくphテスティングを頼まれて、土を取りながら場所のphを
測って、どういうコンポストが土に必要かなど考えるのが面白いです。
しかし、約1年近く、日本の温泉を離れると
phという響きが温泉を想像させて、なんとも切なくなってしまいます(笑)



ストローベイルなどエコ建築で注目されているコブハウスを
これから10棟、地域の人向けにワークショップをやりながら、
作っていくそうで、またこれからが楽しみです。

ワークショップのように月に数回、色々な模様し物も企画していて、
地元のミュージシャンを呼んで演奏会等したりしました。
結構人が集まり賑やかにもなります。
僕もいつの間にか宣伝されていて、演奏をする機会もありました。
自分が普段使っている機材も全く無い状態で、しかもホールでPA無しは
物凄い緊張しましたが、物凄い良い経験でした。


ずいぶんと、間隔が空き過ぎてしましました。。

前回記事を書いたのは2月、アデレードに居たころですね。
あの後は、今まで観光地などをしっかり回ったことが無かったので、
貧乏旅行をして、ウルルやオルガ岩群へ行き風の谷や、アボリジニの聖地の岩を見て
触りその景観を感じてきました。
あの赤い砂に堂々と有るあの岩、少ない木々、水、砂漠、太陽光、生活跡や壁画、
その回り全てに身震いを覚えるほどでした。

タスマニアへ、昔、タスマニアで野宿をしていた時に救ってくれた恩人を尋ねに行き
久しぶりの再会を果たして、そのままヨットに乗せられて一週間Tamar Riverという川を登ってきたり、
アザラシしかいない島に連れていかれたり、色々とお世話をしてもらいました。
実は革職人でもある友人の工房を見せてもらったり、
目の前で革のベルトを作ってもらったり。
これは一生の宝物です。
彼が吹くハーモニカがとても力強くて優しい、
職人の音楽は共通しているのか、cobiさんのギターの音を思い出す音でした。

古いイングランドの田舎風の街Rossという場所に行って、
ぽ~~っとしながら、地元の人と話したり。
何故かジブリの魔女の宅急便っぽい宿を見つけて泊まってみたり。
やはり園芸屋が気になりついついふらふらと行って、
庭や野菜のことを聞いたり。

たっぷりとした息抜きでした!

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さて、じわじわじわと夏の足音とともに盛り上がる
Firoニューアルバム『Tender grain』。

いよいよ『Tender grain』のジャケが完成しました。
写真は東京食堂の泉雄一郎氏。
デザインはFiroプロジェクトではおなじみ東京食堂・金澤健二氏。

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美しい。
元ネタはとあるお寺の縁側の板だったりします。

そこかしこに潜む何気ないキラキラ。

Firoいわくの「テンダーでグレインな感じ」が良く出てるのではないかと思います。


さて。
そしてもうすぐFiroの『Tender grain』特設サイトがオープンします。

自らによる全曲解説や、
Firoさん自ら明かす『Tender grain』完成までのいきさつも掲載。

もったいぶった全曲小出しサンプルもありますよ!
乞うご期待。


Firo ニューアルバム その4

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大方の予想どおり更新が遅れてますが、
お元気でしょうか、Firoです。

さてさて以前の投稿でタイトルが未定って書いてますが、
涼音堂サイトやら各所にて掲載されてるとおり、とっくにタイトル決まってます(笑)

『Tender grain』

でつ。

どうぞよろしくお願いしますね!

もう少しでなんとこのアルバムの特設サイトができるとかできないとか。。。
どうぞお楽しみに〜



さて、先日17日は、かのPROGRESSIVE FOrMさん主催の
「New Sounds of Tokyo Vol.5」に出演しました。
場所は六本木ヒルズ52FのMADO LOUNGE SPICE。

この日のFiroはこないだ書いたトランペットのTetsurohさんをゲストに迎えてライブ。
とても楽しかったです!


かっこいいでしょ。。。。。場所が(笑)
 三日月でてますね!  (photo by nikさん)
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Tetsurohさんと。2曲参加頂きました。いい感じでした。(photo by POPGUN)
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共演のNGATARIさん。すばらしかったです。
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そしてChihei Hatakeyamaさん。最高でした!
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梅雨の合間の晴天にもめぐまれ、眺めは最高。
共演の方々もむちゃくちゃクオリティ高くて、
とても素晴らしいイベントでした。
このイベントにお誘い頂いたPROGRESSIVE FOrMさん、
そして平日にも関わらず見に来て下さったみなさんに大感謝です!



52Fからの夕空もよかった。
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Firo ニューアルバム その3

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こんにちは、Firoです。

明日はコートジボワール戦ですね。
ドログバどんなかな。こわいな。
でもとにかく! 本番にピークもってこれるようやってほしいす。




さてこないだはマスタリングに行ってきました。
今回お願いしたのはサイデラ・マスタリング
ご担当は、かねてから友人の安田寿之さんからうわさを聞いてた森崎さん。
一度お願いしてみたいと思い、安田さんに紹介してもらったんです。



編集中の森崎さん。
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いやーひじょうに面白かったです。
ケーブルを変えたりごくごくわずかなEQやコンプのタッチで
音のスピード感や広がりや倍音などのディテールを整えていく。
ノウハウの蓄積が圧倒的で決断が早い。
みるみる生き生きとしたサウンドになって行きました。
そして、自分はほぼオールデジタルの内部完結で制作してるんですが、
今回ここで外部コンプをスルーすることで、
とても心地よいアナログ感が加味されたんです。


細部までケアの施されたマスタリングルームは
まるでマイスターの工房。
そんな森崎さんの耳を通過したことで、
新作はよりいっそう完成度を高めることができましたぞ!



。。と、今ふとサイデラのブログを見たら、
Firoのことをのせてくれてました(笑)
http://saideramastering.blogspot.com/


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