旅行から戻ってきて、次に向かった先は
Sunshine Coastの内陸にあるEumundiという場所にある2年前くらいに
出来た15人が暮らしている小規模の新しいエココミュニティーのBellbunya Community。
昔、地元農民の人達の為の寄宿舎、教会があった場所でそこを
買取り、村作りをしているらしい。
なので、大きなキッチンがあったり、家があったり、寄宿舎があったり、
大きい家をオフィス兼共同キッチン、共同リビングみたいに使っていました。
流石にまだ新しい場所だけあって、仕事は常に色々とあります。
広大な土地の草刈、整備されていない部屋の内装整備、
迷惑植物を根こそぎ抜きまくるなど。
内装作業も、ペンキ剥がしとか、環境に配慮して薬品を使わずに
お酢とお湯で頑張ってふやかしてから頑張って擦るという作業を黙々と6時間。
結構な修行な感じです。
寄宿舎に新しくソーラーパネルを取り付けるのに、
地元の環境系ビジネスの専門学校の実習も兼ねて学生に施工してもらったりと
色々地元との繋がりだったりも大切にしている風に感じました。
学生さんがやった後にまた屋根に登り、色々とチェックをしたり。
畑はまだ小さいのが一つで食事はまだまだ自給自足出来る感じでは
ないけれど、今はデザイン中で少しずつ増やしていくそうだ。
それでよくphテスティングを頼まれて、土を取りながら場所のphを
測って、どういうコンポストが土に必要かなど考えるのが面白いです。
しかし、約1年近く、日本の温泉を離れると
phという響きが温泉を想像させて、なんとも切なくなってしまいます(笑)
ストローベイルなどエコ建築で注目されているコブハウスを
これから10棟、地域の人向けにワークショップをやりながら、
作っていくそうで、またこれからが楽しみです。
ワークショップのように月に数回、色々な模様し物も企画していて、
地元のミュージシャンを呼んで演奏会等したりしました。
結構人が集まり賑やかにもなります。
僕もいつの間にか宣伝されていて、演奏をする機会もありました。
自分が普段使っている機材も全く無い状態で、しかもホールでPA無しは
物凄い緊張しましたが、物凄い良い経験でした。