July 2012 Archives

梅雨が空け水無月。
今年も夏がやって参りました。

毎年の奇跡。
「電子音楽の夕べ」を開催出来ることになりました。
8/25初座法然院、後座8/26は河原町三条メディアショップ。

思えば「water green」 のリリースとともにはじまった
法然院での「電子音楽の夕べ」もはや9年目。
今年は趣向を変えてお贈りしますよ。

OTOGRAPH、Firoが代表する主要な涼音堂ライヴは後座に。
そして京都ではほとんどノータッチだった「鳴響」「渋響」の温泉シリーズで
一体そのシーンで何が起きているかの座談会。


今年の「電子音楽の夕べ」は7/31までメール予約した方には特別茶会員料金で早割ありです!

件名を「電子音楽の夕べ予約」として ご芳名と初座後座のご希望をshop@ryoondo-tea.jpまで。
初座3000円、後座1500円でご入場いただけます。

さて今年も御茶席には下鴨の宝泉堂さんに
涼音堂の電子音楽をイメージしてお菓子を作っていただきます。
electronic evening 2009から参加下さった

若旦那 古田智史さんによる歴代の上菓子を紹介。

ee09_okashi01.jpg2009年度特別茶席「夏芽の涼」用の「夏芽」。
葛!






ee09_okashi02.jpgそしてこちらは2009年の大寄せの茶席
「涼音の席」用「涼音」。






ee10_okashi.jpg2010年「無題」。これは伝説。
Firo「Tender grain」のサンプル盤を聴いてもらって
そのイメージで作ってもらったもの。
ジャケが出来る前に音だけ聴いてもらったのですが、
出来上がってびっくり!
なんとジャケとイメージそっくりではないですか。


ちなみにこれ。Firo.jpg









IMGP7396.jpgフロントビュー。
色味といい、キラキラ具合といい
(金粉が散らされてあります)
Tender grain以外の何ものでもありません。




IMGP7304.jpgFiroさん感激の図。
言葉もありませんでした。






ee11_okashi2.jpgそして2011年「水の音」。

智史さんは涼音堂の音から、
水の流れる音や木々のざわめきのような
自然音から音楽が生まれる原点を感じ、
水や自然の恵みを受けて作りあげる和菓子との
共通点を感じたそうです。

いや凄い話で鳥肌が立ちました。そして完成したのがこの「水の音」。

今年はPsysEx(!)の音をモチーフに出来ないか相談中。
いやーわくわくします。楽しみですね。

続報、乞うご期待!



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